院長のひとりごと①HP開設

【22年目のHP開設とマスクをはずした私】

開業から22年と1か月が過ぎた今、ようやくですがホームページの開設となりました。
鈴木歯科クリニック院長の鈴木直人(すずきなおと)です。
診療中は帽子とマスクをつけているので、「白衣を着ていない先生に会ってもお顔がわかりません」と笑いながらお話し下さる患者様が多くいらっしゃいます。
お口のメンテナンスに気を使われ、何十年と当院に通ってくださる患者様からのお言葉に発奮し、私のこと、クリニックのことをもっと知って頂きたいと考えたことがホームページ開設のきっかけです。
患者様により安心して治療を受けて頂くためには、私の顔はもちろんですが(笑)
私の言葉を聞いて頂くことも大切だと考えています。
日々の診療の中で気づいたこと、患者さまに役立てて頂ける歯科界のトピックスなどゆっくりですが綴っていきます。

 

【地域の皆さまに寄り添う「名店街」の医療サポート】

鈴木歯科クリニックは豊明団地「団地中央名店街」にあるクリニックです。
中央名店街にはスイミングスクール、郵便局、書店、電気店、理容室、美容室、
語学教室など様々な店舗があります。
名店街と名前がついていますが、実はこの地域にお住まいの皆さまの健康を見守り、毎日の安心に寄り添う施設がとても充実しています。
鈴木歯科クリニックの他に内科・小児科、接骨院、豊明市が運営する病後児保育室「えがお」、豊明市・東郷町・藤田医科大学が共同で運営する地域包括ケア中核センター「豊明東郷医療介護サポートセンター(愛称:かけはし)」「まちかど保健室」です。
「えがお」は病気回復期にあり、医師から病後児保育の許可が下りた子どもを一時保育する施設で、どうしても仕事が休めない時などに、子育てと仕事の両立に手を貸してくれます。
「かけはし」は地元の大学病院と地域の医師会、歯科医師会、薬剤師会などが協力体制をつくり、地域の在宅医療や在宅介護をバックアップしています。
鈴木歯科クリニックの正面に建てられた「けやきテラス」にはこの「かけはし」や、ロボットを活用した生活体験を通じての実証実験をする研究施設などがあります。
また鈴木歯科クリニックの2軒先にある「ふじたまちかど保健室」はまさに学校の保健室、豊明団地版!看護師や薬剤師、理学療法士が交代で詰めているので、保健室の先生に話をするように気軽に相談することができます。もちろん無料!
その他にも健康体操教室や体力測定会、折り紙やパッチワークなどの講習会、楽しいイベントなど様々な企画があるようです。昼休みなどクリニックの外に出ると皆さんの楽しそうな声が聞こえてくるので、私も思わず覗いてしまうことがあります。

子育てに不安がある、子どもたちが独立して夫婦2人の生活になった、やっと退院できたけれどこれからの自宅療養が心配・・・こうした不安や心配ごとに一緒に向き合ってくれる心強い味方が豊明団地にはたくさんいるのです。
鈴木歯科クリニックも歯科の領域から皆さまのお力になりたいと願っています。

【4月の鈴木歯科クリニック】

「口腔ケア」という言葉を聞いたことがありますか?
口腔ケアは「口の中の清掃」と「口の機能回復」から成り立っています。

◎口の中の清掃

うがい、歯みがき、義歯(入れ歯)の清掃、粘膜・舌の清掃

◎口の機能回復

リラクゼーション、口の周囲筋肉の運動訓練、せき払い訓練、
食べ物・飲み物を飲み込む訓練、発音・正しい音を作る訓練

これらをまとめて「口腔ケア」と呼びます。
「口腔ケア」にはむし歯や口臭予防の効果はもちろんですが、高齢者の誤嚥性(ごえんせい)肺炎を予防し、会話などのコミュニケーションをスムーズにする効果、生活のリズムを整え生きる意欲を向上させるという大切な効果があります。
高齢化社会に突入し「口腔ケア」の重要性は益々高まるでしょう。皆さまのお役にたつように「口腔ケア」についても様々な角度からお伝えしていきます。
鈴木歯科クリニックは患者さまに寄り添い、丁寧に診療を続けてまいります。

4月は豊明市立沓掛中学校の歯科健診を3日間行います。
そのため4月26日(金)は午前中休診となります。
よろしくお願いします。

院長 鈴木直人